1948-05-25 第2回国会 衆議院 労働委員会 第5号
日本の現在の勞働法規の大部分は、殊に勞働基準法のごときは、まつたく國際勞働會議において締結された、あるいは勸告された條約もしくは勸告案が、土臺になつておるというような情勢と、かつ日本の勞働者の生活水準が、順次國際生活にはいり得る準備段階としましても、まず國際的機關に參畫し得る機會があるならば、參畫することによつて、來るべき講和會議がむしろそれによつて日本の信用を國際的に高めることができるのではないか
日本の現在の勞働法規の大部分は、殊に勞働基準法のごときは、まつたく國際勞働會議において締結された、あるいは勸告された條約もしくは勸告案が、土臺になつておるというような情勢と、かつ日本の勞働者の生活水準が、順次國際生活にはいり得る準備段階としましても、まず國際的機關に參畫し得る機會があるならば、參畫することによつて、來るべき講和會議がむしろそれによつて日本の信用を國際的に高めることができるのではないか
この際お諮りいたしますが、米窪滿亮君より國際勞働會議加入に關する懇談會が提唱されまておるのでありますが、もう一件理事の補缺選擧をしていただきまして、そのあとで懇談に移りたいと思いますが、さよう御承知おきを願たいと思います。お諮りいたしますが、小川半次君が委員を辭任いたしておりますので、理事が一名缺員になつております。
○倉石委員 まだたくさんお尋ねしたいことがありますが、いずれ他の機會に讓るといたしまして、最後に一つお尋ねいたしたいのは、六月十八日でありますか、サンフランシスコに開かれます國際勞働會議に、日本が招聘されるというふうなことを承つたのでありますが、その點についてただいままでの經過を御説明願います。
大正八年大阪の木津川セメント曾社へ社せられ、同年友愛會へ加盟、大正九年日本勞働總同盟大阪連合會會長に就任し、昭和五年國際勞働會議へ代表鈴木文治氏の随員として出張せられ、十六年日本勞働總同盟大阪連合會の解散に伴つて同會長を辭し、二十年十一月總同盟大阪連合會長に就任し、現在就任中であります。それから二十一年八月日本勞働組合總同盟副會長に就任、現在就任中であります。
さらには總理大臣を議長とする最高勞働會議をおいて、勞働政策の最高方針をきめていくというようなお話がでておるようでありますが、それらについての御見解を承つておきたいと思います。
本制度設置の理由は、事務の性質上、全國畫一的に統制運營するの要があり、他の考慮に煩わされない獨立機構によつてこの統制を行うべきであり、國際勞働會議及び關係筋からその旨の勸告があつた。こういうふうなことが設置理由として掲げられております。
しかるに國際勞働會議におきましても、特殊の業務につきましては、その後の會議におきまして、特に一定の基準のもとに、有料營利紹介を認めてもよいというようなことにきまつているようなわけでございます。それでこの第三十二條は、それらのことを考えあわせまして、特に弊害がなかろう。
これはまあ船員が船に乘つて、そうして生活もそこに共にする、そうして一定の安全航海の義務を負う、或いは船長以下一體的な生活をする、それから訓練を要する、そういうふうな船と一體的な特殊なものがございまするし、又從つて國際勞働會議におきましても、一般賛助省議とは別個に、船員の勞働會議が設けられておる、それから外の國に例をとりましても、船員勞働だけは特別の所でやつておるという點あたりから考えまして、今直ちにこれを
中府縣以下は勞政課というものがございまして、そこで勞働行政を一元的にやつておつたのでありますが、基準法ができました際に、工場監督、勞働監督はやはり府縣が獨立いたしますると、府縣區々にその取扱いが行われましては非常に困る問題がございますので、やはり勞働監督は國家の一元的な管轄下におかるべきであり、これは御承知のように國際勞働會議におきましても、勞働監督機構は政府直轄の機構によつてこれをやることが望ましいという
また過去の歴史においても、國際勞働會議においては、陸上勞働問題と、海上勞働問題とはいつも別々にやつていたという點を力説し、やはり今日の段階においては、分けることがむしろプラスの點が多いだろうという所見をもつたので、ああいう處置をとつたのであります。